2012年06月24日

グリーンランド研究 − グリーンランドの都市/Sisimiut(シシミウト) −

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現在Sisimiut(シシミウト)の町がある地には、4500年以上前にグリーンランドの先住民Saqqaq(サカク)人が住んでいたとされ、その後にも紀元前500年から200年頃まではドーセット第1文明が、1200年頃にはテューレ文明が滞在していました。

そして1764年に捕鯨の新たな拠点としてこの地に移された居留地が、現在の元になっています。
1773年にはBerthel教会(青い教会)の建設が始まり1775年に完成しました。この教会はグリーンランドで最も良い形で現存する古い教会で、現在も教区の会議場として使用されています。

現在は約6,000人が暮らす「キツネの巣の住民」という意味を持つこの町は、グリーンランドでは首都Nuuk(ヌーク)に次ぐ2番目に大きな町となっています。
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△ シシミウトの町

この町は北極圏の北に位置しており、グリーンランドでは氷のない港を持つ最北の町で、犬そりが交通に使われる最南の町でもあります。
また町の経済は近代的な装備を持つエビやカニの加工場によって支えられています。

町の古い住宅を改装したシシミウト博物館にはグリーンランドの先住民Saqqaq(サカク)人についての貴重な品々が展示され、他にも芝屋根の家などに関する貴重な展示を見ることができます。
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△ シシミウト博物館
posted by Coyama at 21:39| グリーンランドのこと