2012年03月27日

デンマークの歴史/石器時代

デンマークをはじめスカンジナビアの大地には湿地帯が多いため、沼地の底から紀元前後のものとされる保存状態のよい弓(長さ1.6m)や弓矢、矢尻などが多く発掘されています。
DSCF0112.jpg

特に沼地の底から発見された人間の遺体は、沼地の成分により炭素化され、当時の姿のまま指紋まではっきりとわかる形で発見されており、それらはデンマークの広範囲で数体発見され、当時の生活の様子を知る貴重な資料となっています。
DSCF0199.jpg

デンマーク各地で発見されているこの炭素化した人間のミイラは、その傷跡などから罪人で処刑後に沼に沈められたものと推測されています。
これらのミイラはきちんとした保存処理がされ、現在ではデンマーク各地にある郷土博物館などで一般にも公開されています。
DSCF0205.jpg

こうしてスカンジナビアでは生活に適したそれぞれの地に集落が形成され、やがて他の集落と交易が行われるようになり、徐々に大きな集団へと成長していきました。
DSCF0188.jpg
posted by Coyama at 22:59| コペンハーゲンの都市史