2012年06月09日

グリーンランド研究 − グリーンランドの都市/Ilulissat(イルリサット) −

Ilulissat(イルリサット)の町は 1741年に貿易の拠点として設立されました。イルリサットとはグリーンランド語で「氷山」という意味で、その名の通り町の近くでは氷河に流れ出る美しい氷山を間近で見ることができる観光地として現在は賑わっています。
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△ イルリサット近郊の氷山群

イルリサットの町は、北半球で最も氷山を産出する全長40kmのアイスフィヨルドの氷河の河口にあります。
また、犬そりは今でもこの地方では冬の重要な交通手段であり、現在は4800人の人々との他に2500頭のエスキモー犬がここの町に住んでいます。
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△ イルリサットの地図

また、町の重要な産業は漁業であり、港には多くの小型漁船やトロール船であふれています。
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△ イルリサットの港

町のシンボルでもある特徴的な黒いZion教会は1779年に現在の位置より50mほど離れたところに建てられたもので、1929年に現在の位置へ移されました。
またグリーンランド探検家のKnud Rasmusseの家を改装したイルリサット博物館ではグリーンランドの歴史に関する様々な貴重な展示品を見ることが出来ます。

町から1.5kmほど南に行くと、青々としたSermermiut(サマーミウト)平原があります。
アイスフィヨルドに続いているこの場所は、18世紀にはグリーンランドで最も多い250人の人が住む居留地でした。さらにここからは1000年以上前にも先住民が住んでいたことを証明する出土品が発掘されています。
posted by Coyama at 23:52| グリーンランドのこと