2012年05月29日

ストレス耐性

以前ある人が「海外で暮らした経験のある人間の強みはストレスに強い事だ。」と言っていたのですが、僕もその通りだと感じる事がよくあります。

ただ海外で暮らした経験と言っても、短期間ではなく少なくとも1年以上四季を体験して暮らし、かつ僕が以前書いた4タイプの中の“Bタイプ以外の人たち”が当てはまることだと思います。
http://faelles-design.sblo.jp/archives/20120403-1.html

つまり自分の力で異国の地で生きた人。

見知らぬ土地では当然ながら自分から動かなければ誰も助けてはくれません。生まれ育った土地や国で、生まれたときから当たり前のようにある社会の恩恵システムや保障も、異国の地では黙っていては受けられないことが多くあります。
だから生きていくために、自分の人生を前に進めるために、嫌でも自ら動かなければなりません。

そしてそれが言葉が通じようが通じまいが、文化が似ていようが違っていようが、人と人とが関わりを持つという事は、そこには必ず何らかの問題や労力が生じる事になり、それがストレスとなることが多々あります。
その時にそのストレスに負けているようでは、とてもその先にその土地や国では生きていけません。

その人が旅人であれば違う土地へ行けばいい。
しかしその場から移動することのできない何らかの理由のある人は、自らの意思と力で解決しなければ、前に進む事が出来ないのです。
だから異国の地で生き抜いた経験のある人たちは、多少の心労ではへこたれない、善かれ悪しかれストレスに上手に付き合う術を知るようになるのだと、僕は思います。

善かれ悪しかれと書いたのは、それが時にポジティブ思考であることもあれば、ネガティブ思考になる場合もあるからです。
後者の場合は極力人との付き合いを避けるようになってしまったりといったことがあり、そのような人たちに僕は過去に多く出会いました。
人と接するという事は常にトラブルを伴うわけですから、余計なことを抱えたくないと思う人も多く、わからないことではありません。

あまりグダグダ書いても読みづらくなるので簡潔にまとめていきますが、逃げ場のないところで逃げずに生きた人はその後ストレスに強くなる。退路のない地で苦境や逆境を乗り越えた経験のある人は、その後の人生で多少のことでは諦める事なく、前に進む選択肢を選ぶ。やってやれないことないのだということを、身をもって知っているから。
僕は自身の経験からもそう感じています。

ただ、今30代後半の僕が最近感じるのは、20代で夢を追い求めていた人も、30代では現実に目を向けるようになる、ということです。
難しい問題です。人はどこかで見切りをつけなければならない、ということも正しい選択だと思います。

そこで方向転換をするか、諦めずに挑み続けるか、どっちが正しいかは、誰にもわからないことです。
全ては自分が決めること。

ただ一つ、確実に言えることは、諦めても諦めなくとも、人はいつか寿命が来たら必ず死ぬということです。

それは明日かも知れないし、60年70年先かもしれませんが、その最期を迎える時にそれまでの人生を振り返って、「あの時にああしていればよかった」などと後悔することなく、「楽しい人生だった。やれることをやれるだけやった。我が生涯に一片の悔いなし!」と笑顔で死ねたら、どんなに数奇な人生も捨てたものではないと僕は思います。
そして僕は是非そういう生き方・死に方をしたいと思っています。

そのために、僕は今もこの先も、どんなに逆境にあろうが苦悩してもがこうが、自分が決めたことから逃げることはしませんし、自分が信じたことにとことん挑み続けます。

それともう一つ、逆境や苦難を乗り越えた経験のある人間は、それが自分を成長させる最良の教材だということをよく知っている。

この考えを青臭い若者の考えだと思う人もいることでしょう。でも僕は若いのだから言いますよ。
今言っておかないと、もう二度と言えなくなってしまいますし、今言わなければ、いつか死ぬ時に「よい人生だった」と笑って死ぬことができないと思いますのでね。
posted by Coyama at 22:12| 思ったこと・感じたこと