2012年02月28日

本当の友達

今日は久しぶりに大学時代の友人たちと会って食事をし、ほどよくお酒を楽しみました。前回の会合からは2年ぶり。みな昔とちっとも変わることはなく、とても楽しい時間を過ごせました。
昨日も北海道に暮らす大学時代の友人が日帰りで東京に来ていたので、お昼を一緒にしました。1時間しかないけれど会社の話も是非聞きたいからと声をかけてくれたので、僕も時間を作って新宿で会いました。本当は互いにお酒を飲みながらゆっくり話したかったのですが、それはまた次回のお楽しみです。

以前デンマークにいた頃、デンマークで暮らす日本人の友人を訪ねた時に、その友人が「こっちに暮らすようになって、本当の友達が誰だかわかるようになった。」と言っていたことが強く印象に残りました。

その話を聞いた時に、確かに僕もデンマーク行きを境に、友人関係が変わったなと感じました。

それまでの友人は、たまたま家が近かったとか、学校が一緒だったということで付き合いのある人たちも多かったと思います。近くにいたから、あまり気が合わなくても友達として一緒にいたとか、付き合っていたとか。

ちょうど僕の世代などは思春期にポケベルから始まりPHS、携帯電話といった時代の中で生きてきていて、友人関係もそんな道具たちと共にありました。

僕がデンマークに渡った2002年には、時代のコミュニケーションツールは携帯電話になっていましたが、当時は日本の携帯電話がまだ海外では使用できなかったため、僕はそれまで使用していた日本の携帯を解約しました。

現在2012年の段階で、友人たちの連絡先を記憶している人ってどのくらいいるのでしょうか。
多くはきっと携帯電話に連絡先が記録されていて、携帯を失くすと連絡が取れない、という人が多いのではないでしょうか。

ただ現在はすでに携帯のバックアップシステムだとか、Facebookなどクラウド上での繋がりが主流になってきていますので、携帯をなくしても連絡は取り合えてしまうのですよね。

僕がデンマークに渡った時には、まだそのようなものはなかったので、渡欧とともに一度友人関係がリセットされました。

もちろん当時は携帯は使えなくてもパソコンでのメールは使えましたし、手紙という昔ながらの手段もありますので、連絡を取ろうと思えば日本とデンマークとの間でも取れたのですが、当時僕の携帯電話に登録されていた人の3分の2とは、その後連絡を取ることはなく、現在に至ってもありません。

一方で今でも付き合いのある古くからの友人たちとは、僕がデンマークに行く前も行った後も付き合いは何も変わらず、数人からは本当にデンマークに行っていたのかすらも疑われています・笑

そもそも付き合いも古くなると、会うのも年に1・2度になりますので、1〜2年海外に行っていようが気にもならないのかもしれません。
そしてそのような経験から、本当の友達というのは、近くにいるからとか学校や職場が一緒だからなるというものでもなく、どこにいようが何をしていようが繋がっているものなんだな、と今では感じています。

前述もしましたが、最近ではFacebookなどインターネット上でのソーシャルネットワークサービス(SNS)が活用され、古い知り合いとも容易に連絡が取れてしまう時代になりました。
すごい時代になったものだと思うとともに、僕が10年前にデンマークで体験できた直接的な人の繋がりの経験は、もう今では体験ができないことなのだなと思うと、僕は本当にいいタイミングでデンマークに行けてよかったなと、心から思っています。

現在僕もFacebookやmixiなどのSNSを利用していますが、正直Facebook上での「友達」との繋がりには多少の抵抗があります。
なんだかFacebookでの「友達」の数が多ければ、実際に「友達」がたくさんいるように感じる人も少なくないと聞きます。

僕は一度デンマークに行った事で人間関係がリセットされた経験があるので、気の合う人たちとの現実での付き合いを大切にしたいと思っています。そう思える友人は人生で1人2人いればいいと思うのですが、ありがたいことに僕には複数いてくれます。

おかげで楽しい人生を歩んでいられる。みなさん、いつもありがとう。
posted by Coyama at 22:38| 思ったこと・感じたこと