2012年02月22日

サンタクロースの数え方

みなさんはサンタクロースをどう数えますか?
「1人のサンタクロース」ですか?
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では雪男はどう数えますか?
「1人の雪男」ですか?

人魚はどう数えますか?
「1人の人魚」ですか?
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雪男や人魚の場合、「1人」ではなく「1匹」と数えないでしょうか?
雪男や人魚のような架空の生き物や、他にも妖怪などは1匹、2匹と数えますよね。
1匹の雪男、1匹の人魚、1匹の妖精、1匹の妖怪、1匹の狼男、1匹のお化け。
そうなるとサンタクロースというのも、あれは「1匹のサンタクロース」と表現するのが正しいのではないでしょうか。

もしサンタクロースを「1人のサンタクロース」と数えるのであれば、その根拠はなんでしょうか。
まず前提として、間違いなくサンタクロースは「人間」ではありませんよね。でもそれを「1人」と数えるということは、彼を「人型」やら「ヒューマノイド」ということで認識しているということになります。

するとその「人型」を「1人、2人」と「人」単位で数える境はどこになるのでしょうか?

漫画ワンピースに出てくるキャラクターのチョッパーは、人間の言葉を話すトナカイではありますが、「1匹のタヌキ」と数えられています。
映画スターウォーズに出てくるキャラクターのチューバッカは、人間の言葉は話さないがヒューマノイド的な知識を持つ地球外生命体ですが、数えるときは「1匹」になると思います。
カフカの『変身』のグレーゴルも、姿を変えた後では、例え人としての意思を持っていても数え方は「一匹」ですよね。

では漫画ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪達はどう数えるのでしょうか?
主人公の鬼太郎は「1人」と数えますか?ねずみ男や猫娘も「1人」でしょうか?
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じゃあ一反木綿は?ぬり壁は?一つ目小僧は?座敷童は?
でも一般的には「妖怪が1匹」「妖怪が2匹」と数えますよね。
だとしたら「1匹の鬼太郎」になるのでしょうか。
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妖精はどうでしょう。
1匹の妖精、ですよね。
北欧のクリスマスの妖精ニセは、1匹、2匹。
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ピーターパンに出てくるティンカーベルは、1匹の妖精。
もののけ姫に出てくるこだまは、1匹のこだま。
ムーミンも1匹。トロールも1匹。
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やっぱり完全な人間でない限りは、単位は「匹」になるのだと思われます。
そのようなことからもサンタクロースは1匹と数えるのが正しいのではないでしょうか。

もしクリスマスの時期になり、ニュースで読み上げる時などは、「世界サンタクロース会議。今年は世界各国から、なんと120匹のサンタクロースが集まりました。」と報道するのが正しい言葉遣いになると思います。
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サンタクロースを「1匹のサンタクロース」と数えるのであれば、それは架空の生き物ということで認識されているわけで問題はないと思うのですが、もし「1人のサンタクロース」と数えるとなると、そこには人権が発生することになるのではないかと僕は心配をしています。

人権が発生するとなると、社会における法が絡んでくることにはならないでしょうか。
架空の生き物であれば人間界の法は適用されませんが、人となると人間界の法がサンタクロースにも適用されることになると思います。

だとすると、サンタクロースが無許可で毎年他人の家に進入することは、これは立派な住居不法侵入罪に問われますし、世界中の空を飛び回ることは制空権の侵害にも当たることになると思います。NASAが毎年クリスマスになるとサンタクロース追跡サービスを行っていますが、これは法廷で争われる時にその証拠になるでしょう。
引っ越しをしても家を突き止めて毎年やってくる彼の行動は、見る人から見ればストーカー行為になるかもしれません。

アメリカなどは訴訟社会といいますから、このサンタクロースの数え方問題から端を発する彼の存在に対して、裁判を起こす人が今後出てくる可能性もあるかもしれません。
そうならないためにも、やはりサンタクロースの数え方はきちんとしておいたほうがよいと思うのです。

もしサンタクロースの存在が裁判にかけられたとすると、きっとその様子は世界中に報道され、その人権を認めようが認めまいが、いずれにせよ真実が明かされて子ども達の夢を壊す結果になります。
そうさせないためにも、やはりサンタクロースは、「1匹のサンタクロース」と表現することがよいのではないかと、僕は思っているのです。

なんて、取り越し苦労ですけどね。
posted by Coyama at 23:53| どうでもいいこと