2012年02月20日

運気の流れ

今日は午前中に仕事を片付け、午後から知り合いの設計事務所の手伝いをしてきました。
今日は話だけ聞いて帰るつもりだったのですが、成り行きで夜まで作業をすることになり、そして3月いっぱい手伝いをすることになりました。

昔から僕の周りでは不思議な事がよく起こります。僕には人に見えないものが見えるといったことはありませんが、“何かを感じる”ことはよくあり、それもある種の霊感なのだそうです。
そのような人生を36年間生きて来て、最近は運気の流れやパターンがある程度自分でわかるようになってきました。
ちなみにこんな事を書くと最近テレビでも話題になっている自称占い師さんなどのように怪しく思われるかもしれませんが、あくまで僕にわかるのは自分に関しての事で、他人のことはまったくわかりません。

僕の場合の運の流れでわかりやすいシグナルの一つは、人からビールをかけられたとき。
それは「ビールかけ」のようにわざとかけられるのではなく、何かの弾みで誰かがこぼしてしまいそれをかぶる、ということがごくたまにあります。
そしてそんなことが起きた直後か数日後に、想像もしない楽しい事や嬉しい事が必ず訪れます。

最近だと出張先で新幹線の対面の座席に座った同行者が飲みかけのビールを窓際に置いたところ、列車が出発した勢いで倒れ、僕のズボンをビールで染めました。
普通であれば怒りたいところですが、むしろ僕にとってはよい兆候で、これは近々きっといい事があるに違いない、と笑顔で対処した翌日に「こもなみ倶楽部」が「あしたのまち・くらしづくり活動賞」を受賞したとの知らせが舞い込みました。
小さな賞ではありますが、その後に意外な効果をもたらしており、今となってはとても大きな賞だったと感じています。
20111116068.jpg

前述の設計事務所の手伝いは、先週電話がかかってきて頼まれました。僕も今は会社を立ち上げたばかりなのでいろいろと検討しなければいけない事も多いのですが、あまり深く考えることなく承諾の返事をしていました。しかも報酬の話も何もしないまま、気にせずに手伝いをしています。
ビジネスであればあまりよろしくない事ですが、でも僕にとってはこの手伝いに関してはそんな事はどうでもよいのです。

というのも不思議な事に、僕が「困った」と追いつめられそうになる時に限って、本当にタイミングよくこの設計事務所の所長さんが僕に声をかけてくださるのです。もちろん僕がそんな状態だと知る由もなく、誘いのタイミングはいつも偶然です。

7年前に、僕はそれまで携わっていた仕事の報酬の支払いが滞り、貧窮していた時期がありました。
当時僕の周囲にいた人たちに話をしても多くの人たちは上辺だけの心配で無関心を装い、当時は食費が1日50円の生活を余儀なくされました。
百円均一で4束100円のそば・ひやむぎ・うどんを購入し、それらをローテーションで1日2食。これが2ヶ月間続きました。正直、とてもつらかったです。

そんな時に、僕のそんな状況を知るわけのない前述の設計事務所の所長さんから、偶然模型作りのバイト依頼の声がかかりました。
それがなかったら、きっと今の僕はなかったと思います。

その後数ヶ月ほどその設計事務所でバイトをしていたのですが、徐々に味方をしてくださる方も現れ、しばらくして知り合いの方から別のバイト先を紹介され、有無を言えぬ状態でその紹介先に引き抜かれたのですが、その紹介先の仕事の一つに先日まで早稲田大学に拠点を置いて行っていた研究プロジェクトの事務局業務の仕事があり、僕が派遣をされることに繋がったのです。

ちょうどその頃、デンマークの住宅設計の依頼の話も頂き、その後数年かけて僕は素晴らしい体験をさせてもらいました。
DSCF5156.jpg

また貧困に喘いでいたその当時、僕が住んでいたアパートの部屋は1階で、南面の窓の外に2メートル幅の災害時には避難路となる庭がありました。
当時のその住まいの大家は叔父で、庭も好きに使っていいいと言われていた事から、僕は飢えに苦しんだ経験から自分の食べ物は自分で作ろうと思い立ち、窓の外の1坪ほどの庭の一角を耕し始め、野菜作りを始めました。
DSCF0008.jpg

最初は1坪程度の小さな畑から始めました。
DSCF0007.jpg

それが7年経った今、僕はなぜかその当時の500倍の広さの畑をいじっています。
2011_0417CJ.jpg

住んでいる家も当時のアパートの部屋から倍の広さになりました。

そして日本の世の中では「35歳、男性、年収500万円」という下世話な基準があるそうなのですが、ある時仕事先でその話を聞いて、僕みたいな風来坊な生き方をしている人間には縁のない話だと思っていたのですが、ありがたい事に35歳である昨年の僕はそのラインを超える事が出来ました。

とはいっても、そんな収入源であった仕事も打ち切りになってしまい、今年の年収予定は今のところゼロ。
悩んだあげく会社を作りましたが、当面の収入となる事業もないまま勢いで作ってしまったので、結局はどうしようかと迷いだけが増えました。

気持ち的には7年前の貧困に喘いでいた時と同じ、不安な気分です。
ただ、7年前と今の僕は、持っているものが違います。この7年の間に、僕はたくさんのものを手に入れました。
だから仕事が打ち切りになった事で誰も恨んではいませんし、この逆境も自分を成長させてくれるよい機会だと歓迎しています。

そういった中で自分の人生の運気を考えてみると、7年前のあのつらかった時とその前の段階からの流れが、今の状況にとても似ているのです。
そしてそんな凹な時期に、これまたたまたま当時と同じ設計事務所から声がかかった。
7年前もそこから未来が上向きに展開していったわけけで、だから今回もきっとこの誘いは偶然ではないと思うのです。

仕事内容がどうだとか報酬だとかは関係なく、常に周囲に感謝の気持ちを忘れず、この流れに乗れば、多分僕がこれからやろうとしていることは間違いなく好転していく。
遠回りに見えるかもしれませんが、実はそれは将来の大きな事に結びつく。僕には今そんな「気」がしており、確信しているのです。
posted by Coyama at 23:37| どうでもいいこと